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ミサイル発射の中止が後ってどういうコトだろう?>時事通信社


自衛隊配備許さない」=市民団体が抗議集会―那覇 時事通信社
http://news.nicovideo.jp/watch/nw233848


それはともかく。
それだけ、この自称市民団体は”沖縄に自衛隊を来させないこと”に必死になっていると思われる。
沖縄に自衛隊が来るってことは、基本として”沖縄を守らなければならない状態になったこと”を指すと思うんだが、それが嫌ってコトは「自衛隊が来るくらいなら、沖縄が外国に占領された方がいい」って言ってるのかな?
揚げ足を取るようで悪いけれど、ぼくにはそうとしか聞こえない。


この市民団体に限らず、沖縄の市民団体の構成員って普段、本州にいることが多い、と聞いている。
で、こういう時のために市民票を沖縄に移したり、あるいは一時的に沖縄に来るなどして活動をしている人がほとんどだ、とも聞いたことがある。


もしそれが事実だとしたら、沖縄がこういう方向に向かっている、という声を「意図して操作している」のではないか?


理屈は簡単だ。
全国区や日本が嫌いなマスコミはこういった方向の声しか上げないコトが多い。
で、こういった声は得てして、大抵が自衛隊に反対という。
するとほら、全国区や日本が嫌いなマスコミしか見ない人は、まるで沖縄の人たちが自衛隊に反対しているように受け取るだろう?


それを狙っている、としか思えない。
そう見えてしまうのは、マスコミとぼくのどちらに原因があるんだろうか。


確かに、広島や長崎を始めとして、第二次大戦による犠牲者は数多く居られるし、そこから学ぶという点も必要だとは思う。
だけど、いい加減ここまでしなくてもいいのではないか、と思う。


第二次大戦後から、状況は変わったのだ。
戦うことを忌避しているだけでは民族を維持できない、というのであれば、民族の維持のために、戦いをけしかけてくる相手に「戦う手段を奪わせるために」戦う必要が出てくるのも、時間の問題だと思う。
これは言うなれば、護身用に剣道を学び、その剣道と竹刀で強盗犯を撃退するようなものではないか。


むしろ、この市民団体の行動は、自分たちの身を守るために戦っている自衛隊たちの背中から、武器を突きつけるような真似にしか見えない。
守ってもらっているという気持ちが全く見えないのだから、こういう市民団体と同じ意見の人から先に戦いに行って「本当の平和を維持するものが何であるか」その身を以て是非とも体験してきてほしいものだ。
――いじめられっ子は、本気で反旗を翻して相手を伸さない限り、何時までもいじめられっ子のまま、というのに似ている。
オツムだけで解決できることなんて、”法が整備され、かつあまねく広く知られていなければ”意味がないし、仮に何度いじめっ子が警察の世話になろうと、いじめっ子の心や考え方が変わらない限り常にどこかでいじめられっ子は作られ、そしていじめっ子からの圧力で人生を壊されていくのだから。


なら、方法は簡単だ…『相手がこちらから利益をもぎ取ろうと考えない』ようにすればいい…それも、向こうに直接手を出すことなしに。
見るからに殴ったら手が痛くなりそうな壁など、好きこのんで毎日殴りに行く人なんていないだろう?
そういうこと。


で、件の市民団体には、二言。「やかましいから黙れ、あととっとと家に帰って寝てろ」とだけ書いておく。
お前らの生活に必要なライフラインを、キナ臭くなってからも守ってくれるのが自衛隊なんだ。
そいつらに罵声を浴びせるってことは、最悪外国が攻めてきたとしても助けてくれなくていい、ということなんだな?


その覚悟があるやつだけ、本当に平和を維持している物が何であるか、しっかり体験してこい。
それは、形の有無に関わらず、人の10人20人いともたやすく殺せる代物なんだよ…形があるのが兵器で、形がないのが政治だ、とぼくは考えている。


以下に、ニュース記事を置いておく。
時事通信はもう少し詳しく書いてくれてもいいと思うのだけれど、望みすぎかもしれないな。いかんいかん
自衛隊配備許さない」=市民団体が抗議集会―那覇 時事通信社
http://news.nicovideo.jp/watch/nw233848

2012年4月11日(水)20時11分配信
 「平和の島への軍事配備を許さない」―。北朝鮮弾道ミサイル発射に備え、防衛省沖縄本島宮古、石垣両島に自衛隊を展開したことに反対する集会が11日夜、那覇市沖縄県庁前で開かれた。雨が降る中、横断幕やのぼりを持った市民団体のメンバーら約180人が集結。「沖縄を戦場にさせないぞ」とシュプレヒコールを上げた。

 市民団体事務局長の山城博治さんは集会で、「平和を求める沖縄に、自衛隊を配備する政府に厳しく抗議する」と声を上げた。また北朝鮮に対しても、ミサイル発射中止を求めた。