徒然つらつら

昨今まれに見る、あまりに酷いマスコミの放送内容。
都知事選前後の放送内容も、「自民にだけには票を入れさせないようにしよう」という気持ちが内容から透けて見えるように感じた。
とはいっても実際に洗脳装置(TV)を見ることは無く、ネットで取り上げられた動画などを参考にさせて貰ってはいるが…
なるほど、遙か昔の社説として発表された脱亜論は本当に正しかったのだ、と、その核心こそわからないもののなんか得心したような気分になった。


政治関連のニュース報道に際し読み取れるマスコミの思惑は、詰まるところ「自民にだけは票を入れさせない」、この一点につきる。
しかし、自民以外の政党は多数ある…民主、公明、社民、みんな、生活、幸福、維新、共産…思い出せる限り書いてこのあたり。


そしてここに上げた党はすべからく、「日本人のための政治を行うとは思えない」政党といえる。
その後ろ盾が、民主と日本共産党支那共産党、公明は創価学会、幸福は幸福の科学…という風に、一目見て危ないと思うところもあるし、一見みて背景がわからない政党も少なくない。
だが、マスコミが「自民にさえ票が行かなかったらいい」という姿勢を出している…


ってことは、結局「自民党以外はマスコミと同じ方向を向いている」と見ていいのだろう。
さすが反日の人で凝り固まった駄マスメディア、もとい「騙すメディア」である。日本人を騙すことに罪の意識を感じるコトすらなさそうだ。


明治18年…西暦1885年、今より遡ること128年前だ…に脱亜論を社説で上げたのは、その頃から福沢諭吉氏が支那・朝鮮の正しい実態を知っていたからなのだろう。
それよりも13年前、1872年の2月に初版が出た「学問のすゝめ」でも、有名な一説から続く文章の後に、福沢諭吉氏はこのような内容を記載している…現代訳は、「ねずさんのひとりごと」2013/02/03の日記「天は人の上に人を造らず?」より引用させていただく。


さらにいえば、諭吉はこの「学問のすゝめ」の中で、次のような事も書いています。

どういうことかというと、「およそ世の中に無知文盲の民ほど哀れなものはない。知恵のない者は、恥さえも知らない。自分が馬鹿で貧窮に陥れば、自分の非を認めるのではなく、富める人を怨み、徒党を組んで乱暴をはたらく。
恥を知らざるとや言わん。
法を恐れずとや言わん。
(中略)
こういう愚民を支配するには、とてもじゃないが、道理をもって諭(さと)そうとしても無駄なことである。
馬鹿者に対しては、ただ威をもっておどすしかない。
西洋のことわざに、愚民の上に苛(から)き政府あり、とはこのことである。
これは政府の問題ではない。愚民がみずから招くわざわいである」と、こう書いているわけです。

 −「天は人の上に人を造らず?」より

知恵も無く、恥も知らず、自分の非を認めず、お金を持つ他人を恨んでは、徒党を組んで狼藉。
恥を知らぬと言うべきか、法を恐れぬと言うべきか。
そしてそんな我が儘な民を支配するのに「武力を使っている」国と言えば…そう、マスコミが一押しして止まない中国、正確には支那だ。


天安門事件で自国民を押さえつけるため、と戦車の前にいた自国民を轢き潰し、法輪功に参加していた自国民を、考えが違うからと逮捕。
さらには自国民だけにとどまらず、チベット人民族浄化という名の「民族弾圧」を行って反発する多数の焼身自殺者を出させ、また台湾に心中…もとい親中政権が出来たとたん、支那に都合の悪い情報を伏せさせ始めたと聞いたコトもある。
さすが、外国という存在すら無視する民族である。


そして驚くべきは、支那国内ではインターネット検閲を強いてこれら事件を全く検索させないようにしつつも、対外的には「協調路線を取っている」と報じさせていること。
こと、日本のマスメディアは発生当日は一切報じなかったが、欧米諸国が大々的に報じたためやむなく後日になって天安門事件を報じた、というコトがあったことにも、さらりとだけ触れておく。


今ちょうど思い出したが、例の「学問のすゝめ」の一説に、支那(≒今の中国)の悪辣さが出ているので、それを引用して終わろう。


然るを支那人などの如く、我國より外に國なきが如く、外国の人を見ればひとくちに夷狄々々と唱へ、四足にてあるく畜類のやうにこれを賤しめこれを嫌らひ、自國の力をも計らずして妄に外國人を追い拂はんとし、却て其夷狄に窘めらるゝなどの始末は、實に國の分限を知らず、一人の身の上にて云へば天然の自由を達せずして我儘放盪に陥る者と云ふべし。
 −「学問のすゝめ」より

ここまで表記された「学問のすすめ」は、「学問のすすめ 支那」で検索すれば出る模様。
学校では「平等であるように」なんて教えてるようだが、実は勧めてる者は「平等ではない」ので、一度古文を解読しつつ読んでみると面白いかもしれない。
そしてこの「学問のすすめ」を以て「平等であるように」と教えている人は、ウラを返すと共産政府を招き入れるための下準備をしているかもしれない、その動向と理由のつじつまが一致するかどうか、ちゃんと確認しておくこと。


※2013/06/29 誤字脱字の習性と、天安門事件の検閲と対外的報道の概要、及び当時のマスコミの動きなどを追加。